2007 レンタルカートフェスティバル in

 ツインリンクもてぎ参戦レポート

 

 

<タイムスケジュール>

600  ゲートオープン

700〜 受付・グリッド抽選

800〜 オープニングイベント

850〜 公式練習

1000〜 車検・グリッドへ移動

1100〜 4時間耐久レース

1500〜 表彰式1600〜 車検

 

2007217日(土)ツインリンク茂木北ショートコースにて行われた「2007 レンタルカートフェスティバル」に参戦!

当日は、全国から集まった39台のレンタルカートで4時間の長丁場のレースを戦ってきました。

カートランドORCはサンデーレースカップの2006年シリーズ上位入賞者とスタッフ1名の計5名のドライバー、

そして監督の上村純一をはじめとする5名のピットクルーという体制で臨みました。

17日(土)AM3:00。前日にカート・機材を積込んだトランスポーターはカートランドORCを出発、茂木に到着したのは

AM6:00。天候にも恵まれ、まずは荷物を降ろしカートの用意。受付を済ませいよいよスタートの時間が近づいてきます。

出場チーム39台中ホンダのPKが3分の2。残りの3分の1がヤマハのFKでした。

FKの中でもFK−9(90cc)とFK−5(50cc)とあるのですが、FK−5はカートランドORCだけ。

果たしてFK−5でどこまで戦えるのか?レース前の不安要素でした。

                         

    ・ホスピタリティーテント。        ・各チームの入場行進!運動会みたい      ・スタート前の最終チェック!       

またスタートグリッドの抽選でも11番目というなかなかの好位置を引き当てました。

そして隊列を整えグリッドに整列。フォーメーションラップへと入っていきました・・・後はスタートドライバーに

全てを 託します。そして隊列が整いレッドシグナル消灯、4時間のレースがスタートしました!

              

   ・当日使用したマシンです!             ・隊列最後まで見えませーん・・・      ・ドライバーはこのサインボードが命!

 

「第1ドライバー 松本 選手」

まずはスタート直後の混雑をうまく抜け着々と順位を上げていきました。

やはり、全く知らない人達とのレースという事もあり最初は手探りの状態での走行。

さらに、レースに慣れていないチームも多数いる中なかなかペースを上げられない場面もありました。

第一ドライバーということもあり、20周でのピットイン(給油)を指示。この時点で、順位は5位!

 

電光掲示板には上位6位以上しかカートナンバーとタイムが表示されません。

その為、7位以下に落ちた場合はパドック内に1箇所だけ設置してあるパソコンを確認しなければなりませんでした。

どうしても、給油後は順位が下がってしまいます。

ピットに入った為電光掲示板からチームのカートナンバーは消えましたが第2ドライバーの関口選手へ・・・。

    

    ・ガンガン追い上げました         ・ペナルティーにも要注意☆

「第2ドライバー 関口 選手」

スタート直前、第1ドライバーの松本選手の走行であまりガソリンが減っていなかった為当初の予定周回数20周の

設定を25周へ変更し関口選手へ指示。

燃料の心配もなく、マシンの調子も良かったため全開で上位を目指し予定集回数をクリア。

そして、第3ドライバーの芳賀選手へ・・・。

               

 ・ロングスティント担当になった芳賀選手       ・場内インタビュー中、               

「第3ドライバー 芳賀 選手」

給油の際、毎回2リッター以内というのが規則で決まっていました。

芳賀選手へのドライバーチェンジの給油の際、予想以上の燃費の良さで、燃料タンクがいっぱいになってしまう

という事態に!!そこで、芳賀選手へは担当周回数を40周へ大幅アップ!!しかし、芳賀選手の希望で35周へと変更。

走行中 細かい燃料の残の確認はどうしてもピットロードからはできません。その為、ドライバーに判断をしてもらう

ということになりました。

 

20周を過ぎたあたり、ピットロードのコンクリートウォール上でサインボードを出したスタッフがたまたま確認

できたので「まだ、かなりガソリン残っていますよ」ということをチーム監督に伝えました。

そこで、芳賀選手には行けるところまで走ってもらおうという作戦に切り替えることに。なぜなら、この時点で

3位という順位まで上がってきていたためです!

どうしてもピットストップで3分間は停止しなければならないルールなので、極力ピット回数を減らし給油で

ピットに入っても順位が大幅に下がるのを防ぐための作戦でもありました。

もちろん、走行しているドライバー芳賀選手には大きな負担を掛けてしまうことになります。

ただ、他のドライバーの方やチームクルーと相談で作戦変更の賭けに出たわけです。

 

結果的に2位まで順位を上げ、ドライバーの芳賀選手の判断で57周でのピットインとなりました。

1人で57周ということはほぼ1時間近くを走り続けるということです。

さすがに、ピットに戻ってきた芳賀選手は疲れた様子でしたが2位という好位置に満足の様子?でした。

         

      ・見守るスタッフ                       ・最高速は何キロ位?                   ・もう少しピットイン引っ張りましょうか?

「第4ドライバー 小池 選手」

小池選手にも30周の予定での指示でした。

ピットイン後も順位は極端に下がらなかったので、30周あればある程度の順位まで取り戻せると考えていました。

順調に周回を重ね始めた時、コースアウトしたチームがいたためセーフティーカーが入ってしまいました。

その結果、チームでもピットインを指示するか、コース内にとどまるか・・・。

思い切って小池選手をピットへ。給油でのピットインはドライバー変更を必ず行わなければならず早いタイミング

でしたがドライバーチェンジ。

         

    ・ピットロードは徐行☆           ・計測中、結構神経使います。      ・遠くからでもすぐ発見できました!   

「第5ドライバー 須藤 選手」

須藤選手はカートランドのスタッフであり、レーシングカートの大会にも出ているドライバーです。

ドライバーの中でも最年少ということもあり、ここはちょっと頑張ってもらおうということで40周の指示。

レースも半分以上経過し、この時間になると上位と下位は周回数にかなりの差が出てきます。

カートも不具合が出たり、調子が落ちてくるものもあります。

しかし!!カートランドORCのカートはとても元気!!

これといった不調もなく、順調な走行を続けていました。

もちろん、須藤選手のすばらしい走りもありピットイン(給油)での順位降格をもろともせずまたもや2位へと

順位を上げていきました。

そして、そのまま2位をキープしドライバーチェンジも2順目に・・・。

         

     ・ピットインを待ち待機中         ・残りもあとわずか            ・このモニターで順位や周回数が確認できます

「第6ドライバー 松本 選手(2順目)」

松本選手に聞いたところ、2位という順位でピットインをしてきた須藤選手からのバトンなのでプレッシャーがあった

そうです。ピットインをしても順位が6位以下に下がることは無かったのでそのプレッシャーもあったのだと思います。

レースも終盤に差し掛かり、カートランドORCチームの速さを知っているからか各チームのドライバーの方々も後ろ

に付くと避けてくれるようになりました。

しかし、なかなか1位のチームに追いつくことはできません。

そんななか、チームは違いますがカートランドORCに遊びに来てくださっている方のチームのカートが松本選手の

射程距離に。ドライバー同士も周知の仲なのですが、順位を上げることよりもそちらのチームとのバトルとなりました。

見ているこちらもドライバー・ピットクルー含めみんなで大盛り上がりでした。

そして松本選手も2位でピットイン。

 

 

「第7ドライバー 関口 選手(2順目)」

残り時間も1時間を切り、ドライバーは関口選手へ。

残り時間を考え、2種類の作戦が考えられました。

1つは関口選手から次のドライバーの芳賀選手へドライバーチェンジ(給油)でフィニッシュ。

もう1つは関口選手に1人で残り時間を走りきってもらう作戦。

燃料の残りを考えると1つ目の作戦のほうが安全策ではありました。

2つ目の作戦だと、残り時間を走りきるにはギリギリの燃料。燃料がもつかもたないか本当にギリギリでした。

どちらの作戦で行くか決定しないまま、関口選手はスタート。

前を行く速いチームのカートのスリップストリームを使い、燃費を考えての走行をする関口選手。しかし、ガソリンが

ギリギリなのことにはかわりません。

残り30分で給油をするチームが多い中、カートランドORCチームは大きな賭けに出ます。

他のチームと同じようにピットインをしても1位にはなれない。ならば関口選手に最後までいってもらおう。

もちろん、ガソリンが足りるかどうか自信はありませんでした。

残り10分を切った頃、サインボードの前を通過する関口選手から「もう無理(燃料が無い)」というサインが出され

ました。しかし、ここでピットインは致命的。

そこで、無理を承知でピットインのサインを出さずチーム全員で残り時間を確認しながら祈るように応援していました。

なんとか走りきれるのでは?と全員が思い始めた残り時間も1分を切ろうかという所で、なんと関口選手が失速。

そして、4コーナーを過ぎたあたりでついにガソリンが底をつきマシンはストップ。その瞬間祈るように見ていた

ドライバー、スタッフはすぐには信じられない気持ちでした・・・

・これもレース、そう上手くはいきません・・・

しかし規定周回数はクリアしており、更に他のチームとの周回数との兼ね合いで6位入賞で4時間の戦いは

幕を閉じました。

もしガス欠にならなければ2位・・・。

そう考えると悔しいですが、初参戦で入賞と考えると十分な結果ではないでしょうか?

         

  ・表彰式、嬉しさと悔しさと半々の表情?                         ・でもやっぱり嬉しい!

表彰式では本戦入賞者のほかに、各賞の表彰がありました。

車両別の順位表彰では他のFK−9を押さえカートランドORCのFK−5はなんと第3位!!

表彰台にも上がる事ができ来年につながる結果となりました。

 

『レースを終えて・・・』チーム監督:総評

今回参加するにあたり、長時間のレースということで、カートの耐久性の面では4時間走り続けるのも初めて、

燃費、そして ドライバー全員が初めて走るコースということもあり上位入賞は難しいと考えていました。

そのためレース前は「みんなで楽しめるイベントにしよう」という考えのほうが強かったのが事実です。

しかしいざスタートをしてみると、燃費面も予想以上に良くマシントラブルや走行中のペナルティといった

問題もなくスムーズなレース運びができました。

ピットクルーもフットワーク軽く各自の役目をきちんと果たし、何よりもドライバーの方々の頑張り・

素晴らしい走り。そして、ドライバーとピットクルーの連携やチームワークの良さ。

すべての条件が揃っての6位入賞という結果につながったと考えております。

2位を逃したのは・・・燃費計算ミスでしょうか・・・。

来年は今年の経験を活かし表彰台を目指したいと思います。

入賞という結果以外でも、楽しみながら1日を過ごせました。

このようなイベントがあればどんどん参加していきたいと考えております。

また、カートランドでも皆様が楽しんでいただけるような企画を考えていこうと思います。